照らされる世界へ向けて

ずっと願っていた、これが夢でありますようにっ……て
ずっと信じていた、これが現実と認める事が出来ずに



目が覚めて鏡を見れば冴えない男が居て
此方を虚ろな眼差しで見つめている
微笑みなんてとうの昔に失ってしまい
張り付いた作り笑いが口元を歪めている
お世辞にも有能とは云えず

それを自分でも理解していて
身の丈にあった立ち位置しか望めず
大きな変化を空想しながら

所詮こんなものだと諦念ばかりを溢してる
涙を流すほども惨めでは無く
かと云って人に自慢何て出来やしない
繰り返す日々の中で次第に自分を殺しながら
手はまっさらに、心は血だらけになりながら生きている



ずっと願っていた、描いた夢が叶いますようにっ……て
ずっと信じていた、抱いた理想が現実になる事を……



誰だって子供の頃は何かしらに憧れ
誰だって子供の頃は無謀な夢を掲げて
それが叶えれない何て疑いもせず
純粋な眼差しで眩い世界を見つめている
そんな瞳の輝きは歳月とともにくすみ
濁り、汚れ、染められ、上塗りされてしまう
そして、何時しか不意に過去を振り返り
まるで遠くの風景でも見るように
そんな頃もあったと嘆息する
大切な誰かを守る為
或いは、大切な場所を守る為
誰もが自然と挫折し膝を折り
地に足をついてしまう



ずっと騙していた、もう思い残す事は無いんだ……て
ずっと目を背けて、自分自身を欺いて生きて来た



同僚はこの世界が仄暗いと嘆いた
だけど、ボクには未だ眩く映り
上司は下らない夢を見るなと吐き捨てた
だけど、ボクにだけは煌めいているガラクタだから
誰かが貶める程この世界を絶望出来ず
誰かが嘆く程この世界に失望も出来ず
子供染みていると馬鹿にされながらも
この世界に希望を見い出だしてしまう
この世界はお世辞にも天国とは呼べない
だけど、地獄と呼ぶには余りにも温もりで溢れていて
皆が失った筈の純粋さを、子供達は同様に抱き
屈託無く笑いながら世界を照らしている



ずっと願っている、もうボクの夢は叶えられないから
ずっと信じている、もう歩くには年をとりすぎたから
せめて、今囁かれた小さな夢が
せめて、今描かれた未来への羨望が
無情にも消されてしまわないようにと
非情にも奪われてしまわないようにと
細やかでしか無いと理解しながら
何の気休めにもならないと悟りながら
それでも確かに願っているんだ……

美しい世界

この歪で、薄汚れた世界へ向けて
この醜く、陰惨な世界へ向けて
僕達の思いを響かせよう



辛い事は何処にだって転がっていて
悲しみ何て何処にでも潜んでいる
誰かが誰かを殺した何てニュースは絶え間なく垂れ流され
悲劇は当たり前のように繰り返され続けている



だから……



この歪だけど、素晴らしき世界へ向けて
この醜くも、美しい世界へ向けて
少しでも、ほんの少しでも理想的になるように
僅かでも、ほんの僅かでも希望を見出だせるように
僕達の笑い声を響かせよう

タイヨーが又一つ沈んだ

ホントかどうかは分かりませんけど、タイヨーと云うパチスロメーカーが潰れたと云う噂を読みました

正直ハナロマン以外は何の記憶も残ってないですけど

4号機時代に少なからずハマった台を出したメーカーが倒産したのは悲しい限りです

その際に調べたらアリストも去年市場から撤退してたし、パチンコメーカーは3つも潰れてたし

この業界ももう終わりが近いのかも知れません

盛者必衰、栄えたものは何時かは滅びる定め

その影で中毒に陥り破産して破滅した人達、4号機の全盛期に自殺した人達の事を考えると当然の報いなのかも知れません

希望の歌

夢を見ていた、漆黒に彩られた絶望の夢を
苦痛を伴う労働を強いられ
希薄な他人に作り笑いを浮かべ
心を磨り減らしながら命を切り売りする



夢を見ていた、抜け出す術の無い失望の夢を
感情を蝕まれる労働を強要され
赤の他人の表情ばかりを伺い
体を切り裂きながら魂を磨り減らしていく、そんな夢を



聖者は云った、信じれば救われると
成功者は云った、努力すれば必ず報われると
そんなのは偽善で、そんなのは欺瞞だって
今までの人生で嫌と云う程学ばされた



だから、歌おうと思う
ボクと同じような負け犬達の為に
だから、謳おうと思う
ボクと同じような弱者達の為に
救い何て何処にも無いから、絶望ばかりが世界を染めているから



淡く灯る願いの光を絶やさないように
終には消える祈りの火を忘れない為に
偽善に満ちて、欺瞞に満たされたこの世界へ向けて
希望の歌を響かせよう



夢を見よう、燦々と照らされる希望の夢を
額に汗して、命を切り売りしながら
苦痛と引き換えに、苦悩を重ねながら
細やかな笑みを浮かべられる今日を手にする為に……

巡り巡って

人生を捨てるにはまだ若く

夢を追うには年を取りすぎた

だからマイペースに行こうと思います

この二年程フラフラっと流されるまま生きてみて、結局さつきが一番やりたいのは空想の世界を描く事だと此処最近思い知らされました

車の運転中歌を聴きながらそのメロディに合った物語をかんがえ

それまでと違う展開が考え付くと心踊ってしまう

そんな子供のような自分を再発見して

「ああ、やっぱりさつきにはこれしか無いんだな……」そう結論に辿り着きました

一応今居る会社の正社員になれる道を視野に入れてこの一年半働いて来ましたけど

大企業なだけあってなったらなったで顔が引きつる程大変だと云うことが分かり

なら分相応な会社の社員になろうと最近意思を固めた中

不意に何かがおかしいと気付き、この二週間程悶々とした気持ちに悩まされてきました

その結果足りない物が物語を描く、だった何て今まで何してきたのか分かんない結論です

もう未練は無いと自分に言い聞かせて来ましたけど

好きなものはやっぱり好き!

趣味程度でも良いからやりたいようにやる!

そう考え付いたら何だかスッキリしました

だから、もう少し……、何て云わずずっとやって行こうかなと思います

以上!

漸く見えた自分の本当の気持ち

自分には才能が無いって今までの人生で嫌と云う程思い知らされた

自分で思ってるよりも遥かに平凡でしか無いって理解するのに時間が掛かって

気付いたら誰も周りから居なくなって

独りぼっちの暗闇の中で膝を抱えて踞ってた

窓から差す月明かりは余りにも微かで、それを希望と捉える事が出来なくて

社会からはみ出た事もある

これ迄の人生で学んだ事

努力は必ずしも報われない

信じても、願っても、祈っても、すがっても、叶わない夢はある

才能が無ければそれ相応の道しか歩む事は出来ず

それを否定すれば手遅れになった時に自分の惨めさだけを浮き彫りにしてしまう

愛する伴侶も居ない、守りたい誰かも、築きたい何かも、何も持ってはいない

だから諦めて地を這うように仕事に就き、毎日毎日苦痛でしか無い労働を重ね

やりたい事を棄て自分の時間を切り売りする人生に戻った

もう未練は無い、未練を持てる程高みへ上れた訳でも無く

挫折とも呼べない散り方をしたから、微塵も心残りは無い……



そう思っていたけどやっぱりダメだった

物思いに耽る時間があれば物語を考え、新しい世界を頭の中で構築してしまう

脳裏に浮かぶこの世には居ない子供達の苦悩、葛藤、悲劇、幸福

それら全てに心を揺り動かされ、形無いモノ達の輪郭を描いてしまう

きっとそれはこれからも変わらないんだろう

これまでがそうだったように、変われる訳が無いんだ、忘れられる訳が無いんだ

なら、もう逸そ目を背ける事を止めようと思う

今だから、全てに絶望して再び立ち上がった現在だから明確に云える

私は物語を考えるのが何よりも好きで、それを描く事に幸福を抱く

誰かに読んで貰いたい、誰かに届けたい……

そんなのは欺瞞だった、自分の夢を叶える為の手段でしか無かった

本当は自分だけが楽しめればそれだけで良かった

自分だけが納得して自分だけが満足出来ればそれで良かった



だから、もう誰かの声何て求めない

私一人が勝手に綴って、私一人が満足出来る、独りよがりで良い

私はもうこの思いを夢とは呼ばない

私はもうこの思いを憧れとは呼ばない

何も求めない、希望なんて抱かない、期待なんて寄せない

私には才能が無いんだからその必要は無く

趣味の1つとして、生き甲斐の1つとして

もう一度最初から描こうと思う

諦念の先で見付けた思いは余りにも単純で

迷い迷って辿り着いた場所には純粋なモノしか残ってはいなかった



だからもう一度描こう、私だけの世界を

だからもう一度築こう、この世界には存在しない子供達の為に

私が夢を追い掛けていたあの頃の自分のままで居たいと

心の底から思ったんだから

さぁ、世界を創ろう

独りよがりで陳腐な基盤に新たな大地を築き

さぁ、子供達を創ろう

何時も、どんな時でも私だけが見守って来た彼等に、彼女等に息吹を与える為に

さぁ、新たな文字で有りの儘の思いを綴ろう……